金時湯をめぐるあれこれ

番台のある銭湯

■ふれあいの温かさ

番台からこう見える  最近は、番台を置かない銭湯が増えました。やはり「見られているようで恥ずかしい」というお客様の意識を配慮してでしょう。
 金時湯は番台を置いています。おなじみのお客様と声を交わすことが大切と思うからです。また、お客様の体調が悪くなるなど何か不都合が起きたときに対応できるからです。
 番台の横、女湯の下駄箱の上に人形が置いてあります。いつもお世話になるお客様が、その年のエトの動物の人形を手作りして持ってきてくれます。今年は卯年ですから、ウサギの人形です。
 こうしたお客様の心遣いは、下町の銭湯ならではと思っています。
お客さんが飾ってくれたウサギの人形
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煙突とボイラー

■煙突とツインタワー

 煙突の向こうに名古屋駅のツインタワーという光景が写真愛好家の興味を引くのか、撮りに来られる方がよくいます。名古屋駅は東側になるため、たとえば天気に恵まれた名月のシーズンは印象的な景色になります。

 周囲にビルが増え、この煙突も以前ほど目立たなくなりました。ススがたまるので、掃除が大変です。



煙突とツインタワー
ほぉ〜

■ボイラー

 汲みあげた水をボイラーで80℃まで温めます。燃料は重油です。冷水で43℃前後に調整し、風呂の方へ送ります。
 ボイラーは絶好調。これからも同じように銭湯を続けてまいります。よろしくお願いします。
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銭湯の入り方

■かけ湯をしてね

 お客様の皆様は概ね公衆浴場のマナーをよく知っておられます。念のための注意事項です。お風呂に入るときは、かけ湯をしましょう。できたら、湯船につかる前に身体を洗っておくとよいでしょう。タオルは湯船につけず、頭の上に置いて入りましょう。
 テレビの温泉番組で、バスタオルを巻いて入るシーンがよく見られますが、あれはあくまでテレビ用です。ほかに泥酔しての入浴や、浴場で洗濯したり、走り回ったりすることがないようにしましょう。また、髪を染めるのも避けてくださいね。
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風呂屋の裏側

■音楽が聞こえる
 午後3時から30分ほど、ボイラーの熱が出るため裏の扉を開けて作業します。音がないと寂しいので、だいたいいつも音楽を鳴らしています。オペラとか、クラシックが中心です。

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